250ccレーサーレプリカの新車を買った台
こんばんは。
ゴルゴ103でございます。
今日はアラジン II を。
サミー工業(Sammy)の3-1号機になります。
1991年の10月に登場。
A-Cタイプ。
名機中の名機、伝説の名機である
2号機「アラジン」の正統後継機。
3号機の規定により、初代より爆発力は無くなりましたが。
それでも、ノーマルのままで、十分に楽しい台であったのですが。
その実態は……。
ボーナス確率からいきましょうか。
☆ボーナス確率
設定・BIG・REG・機械割
1・1/492・1/492・89%
2・1/492・1/492・91%
3・1/492・1/492・96%
4・1/422・1/492・101%
5・1/422・1/492・105%
6・1/300・1/492・116%
⚪︎集中確率
設定・突入確率・パンク確率
1・1/2184・1/218
2・1/1638・1/218
3・1/1191・1/299
4・1/1170・1/299
5・1/897・1/299
6・1/704・1/299
BIG約360枚、REG約90枚。
どうでしょうか?
最大の特徴は、低設定域の機械割が低いことだと思います。
まあ、酷いことになりますよ。
初代「アラジン」よりパンク確率が倍以上高くなりましたし。
1、2は更に高いですし。
BIG確率とパンク確率に設定差が出来たのも、特徴になりますね。
4、5ですら、勝てるか分かりません。
ただし、集中の一撃で出せるのは、3、4、5かな、と思います。
「アラチャン」でどこまで出せるか、己れの引き勝負、をするなら。
私は3を選びますね。
私はこの台のノーマルの設定6を打ったことがありますが。
どこまで出せるかは、集中の続き具合によってしまいますけれど。
まあ、出ますよ。
楽しいです。
BIGだけでも、結構当たりますしね。
でも、集中がBIGでパンクが多いです。
まあ、パンク確率とBIG確率はほぼ同じなので。
そこは、運と引きになります。
6は「エクストラ」設定ですよね。
9000枚弱出ました。
☆その他の特徴
筐体の色は、赤と青の2色。
どちらの色もありましたね。
まずは、「アラジン II 」になって一番変わったのは。
リール幅が広がったこと。
それにより、絵柄が大きくなって、初代より視認性が格段に良くなったことが挙げられますね。
7もラクダも月星も、みんな太りました。
初代、リールが本当に細かったですからね。
見た目、全然、別モノですよ。
筐体デザインも変わったんですが。
アラビアンな雰囲気は変わりません。
ボーナス小役絵柄も、基本的に変わってません。
筐体の上にあった六芒星の点滅するランプは、無くなりました。
音楽や音は初代と大して変わらないのですが。
かなり、電子音的な音になりましたね。
集中のパワーダウンは痛いですが。
それは、3号機では致し方ないことなので。
私はこの台の雰囲気、好きでした。
その他で大きく変わったことは。
初代と比べると、単チェリーの信頼度が大きくダウンしたことですね。
中右リールにスベりをともなってないと、信頼度ガタ落ちです。
ボーナス成立時のリールの「スベリ」が、大きな特徴になりました。
打っていて、違和感タップリにリールが「ズルん」とスベれば、BIG、REG、シングルいずれかのボーナスが成立してます。
慣れると、左リールのスベりだけで、
シングルかBRボーナスかの判別も可能になってきます。
左リールで手が止まるかは、その人の反射神経次第ですが。
(笑)
こんな感じでしょうか。
私、この台の新装開店の初日に、打っております。
間違いなく、ノーマルでした。
しかも、絶対に設定6。
それが9000枚弱出たときです。
それがね。
1、2ヶ月くらいしてからでしょうか。
裏返ります。
明らかに。
間違いなく。
全く、別モノに。
最初から裏モノだったところも多かったそうですが。
私のところは、あとから裏返りました。
まあ、あの当時で考えたら、仕方ないのかなと。
確かに、初代と比べたら、はるかにパワーダウンしてますしね。
しかも、それで短期間で客離れも起きてましたから。
そこからこの台は、
「KING OF 裏モノ3号機」になりました。
パチスロ・3号機・裏モノ、と言ったら、トップで名前の挙がる台になりました。
本当にそれで良かったのだろうか?
ノーマルのままで良かったのでは?
でも、その裏返った「アラジン II 」で。
私は、短期間に、新車のオートバイを購入出来るほどの、プラス収支を上げました。
どっちが良かったのかな。
と言うことで。
裏モノの説明です。
この台は「KING」の名に相応しく。
多種多様な裏モノが存在しました。
その一部を紹介。
☆裏モノの紹介
⚪︎アラチャン完全カットバージョン
(通称「カラジン II 」)
アラチャンに当選しても、当選ゲームで即消滅してしまいます。
その分は、ボーナスの連チャンに回されています。
1/273の連チャンフラグを引くと、ボーナス高確率状態となり、連チャンカウンターが0になるまで連チャンが継続します。
この裏モノは、成立ゲームでボーナスを揃えないと、BRともにフラグ消滅するので。
BIG成立時に確実に、7を揃える事で機械割が大きくアップしました。
連チャン中のROMレギュラーには注意(謎)。
⚪︎ゲーム性変更可能バージョン
A:アラチャンやボーナスを一旦貯金後に放出するモード
B:BIGボーナスのみ連チャンするモード
C:ノーマルとほぼ同じ挙動を示すモード
これら3つの異なるモードを、店側が任意に設定出来たバージョン。
同じ店内で、全く違う出方の台を仕込む事が出来る為、打ち手の裏をかく危険な裏モノだったそうです。
⚪︎BIG・アラチャン貯金バージョン
BIGフラグ、アラチャンフラグ共に、
一定確率で貯金or放出を抽選し、後で貯金されたボーナスを一気に放出するバージョン。
BIG後1ゲームに1/5で連チャンする
「ワンチャンスモード」も搭載されてます。
⚪︎アラチャン連チャンバージョン
アラチャンが500枚未満でパンクした場合、アラチャン確率が1/100にアップ。結果として、アラチャンが連チャンするバージョン。
7パンの場合もアラチャン確率がアップする為、ツボにハマれば結構な爆発力があったそう。
その他にも、
⚪︎シングルボーナス完全カットバージョン
⚪︎銀河型36段階設定バージョン
⚪︎12段階設定バージョン
⚪︎16段階設定バージョン
⚪︎ダイナマイトバージョン
⚪︎吸い込みバージョン
⚪︎上乗せバージョン
などなど、色々ありました。
まさに「KING OF 裏モノ」。
長くなってしまいましたので。
「アラジン II 」の裏モノで、どうやって短期間に勝ったのかは。
また、いつか機会がありましたら、記事にしたいと思います。
明日、明後日と、違う記事書いてしまったんですよ、既に。
(笑)
この台の裏モノで、だいぶ勝ちましたのでね。
今更に、文句を言う気などないのですが。
私はこの台、ノーマルのままで十分に
「コンチネンタルIII」とタメ張った台だったんじゃないのかなと。
今でも思っております。
この台のノーマルの設定6で、9000枚弱を叩き出したのは。
日本広しと言えども、もしかしたら、
私だけかもしれません。
(自慢)
今日はこの辺りで。
ありがとうございました。
ではまた、次回。