ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

状態と言う言葉をスロッターに広めた台

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はドリームセブンJrを。


高砂電器産業の3-2号機になります。

1991年の3月に登場。

Aタイプ。



鉄壁のガードを誇っていた高砂の台で出た攻略法と裏モノ。

その裏モノの楽しさ。

更には、ノーマルでも十分に楽しかった。

3号機の中の名機の1台だと思います。



ボーナス確率を出しましょうか。


☆ボーナス確率


設定・BIG・REG・機械割

1・1/280.1・1/280.1・93.6%

2・1/260.1・1/254.0・96.1%

3・1/242.7・1/254.0・98.6%

4・1/237.4・1/237.4・100.8%

5・1/237.4・1/237.4・102.4%

6・1/232.4・1/232.4・106.1%


こんな感じです。

全体的に辛めの台ですね。

全体的にボーナス確率は高いのに。

機械割が低い。

通常時のベースがかなり低いんでしょうな、この台。

確かにノーマルを打っていても、楽しいんだけど、すごい出るって印象の全く無い台ですね。

あくまで、ノーマルはね。

アイムジャグラーみたいなボーナス確率と機械割ですな。



☆その他の特徴


筐体の色は、緑と赤。

私はこの台はなんと言っても、緑の印象が強いです。

赤、ありましたっけ?

(笑)

筐体デザインはとにかく派手。

(笑)

もうなんか、カッコ良さが微塵も無く、ガチャガチャした感じ。

上部にあるDREAM-7のランプ。

リールの右側にある説明書き。

でもこの感じが「Jr」ですよね。

(笑)


この台はパチスロで初めて、2色の2種類の7を採用した台になります。

それからこの台、リール幅が2号機から変わらず、狭いです。

絵柄も小さい。

絵柄は、赤7、青7、チェリー、ベル、オレンジ、リンゴ、メロン。

小さいですけれど、バランスの良い型で、私はこの台の絵柄は好きです。

REGは、「赤7・赤7・青7」と、

「青7・青7・赤7」の並びになりますね。

BIGが揃ったときの「パンパンパン」て音。

小役の払出音。

BIG中のサウンドなどは、相変わらずの高砂の音。

「ドリームセブンJr」は、この音じゃないとダメよね。


リーチ目は、2色ある7の並び型。

これも、パチスロ初。

通称「ドリセブ目」とか「Jr目」とか言われました。

私は「ドリセブ目」と呼ぶかな。

それから、リール絵柄のスベり。

まあこの台が、過去の高砂の台同様に、各リールがスベるんですよ。

それが堪らないんですね。

ボーナスが成立すると。

まずは、左リールに7を引き込もうとして、「ズルん」とスベり。

中リールは、7をテンパイさせようと、「ズルん」とスベり。

7がテンパイしている状態で、右リールは最大限7を引き込もうと、「ズルん」とスベりと。

通常時はピタピタと止まってたリールが。

ボーナス成立すると、楽しくらい、全てのリールがスベるんですね。

当然、ガセスベりもあります。

その主な原因はメロン。

全てのリールに、取りこぼすポイントがありますから。


まだこの当時は「テーブル制御」の台ってそんなに無くて。

スーパープラネットくらいかな。

ほとんどが「コントロール制御」を使っていたんですね。

通常時に「テーブル制御」を使ってても、ボーナス成立後は「コントロール制御」だったりして。

3号機も、スベりの楽しい台が多かったんですが。

その点ではこの台は、群を抜いてましたね。

もうとにかく、スベりが絶品。

私、この台の裏モノで、回すのに疲れてくると、右リールのスベりしか見てないときもありましたね。



好きな台でしたので。

少しウンチクたれてもいいですか?


左リール下段に赤7をビタ押すんです。

これだと左リールでチェリーを取りこぼすんですけど。

そこは無視して。

それで、赤7が下段にビタ止まりしたら、ボーナス確定です。

更に、適当に打ってて、左リールで大スベりして、青7が上段に止まっても、ボーナス確定です。



それじゃ、1000枚抜きいきましょうかね。


☆BIG1000枚抜き攻略法


老舗メーカーの高砂にしては珍しく出た攻略法になります。

リール配列の盲点をついた攻略法で。

正当攻略法になりますね。

ただ、対策されたのも早く。

私は出来ますが、実際にホールでやったことはありません。

でも、対策済みのホールで。

「やっていいすか?!」と聞いたら。

「360枚でストップするからいいよ!」と言われたので。

店の台で、思う存分に練習しました。

(笑)

いつかやるときが来たときのために練習しましたが。

そのときは来ませんでしたね。

(笑)

ですから私、楽勝で出来ますこれ。


⚪︎手順


BIGの最初の小役ゲーム→JACゲームを普通に消化します。

2回目の小役ゲームに突入したなら、2枚がけで、中リール下段に、上にリンゴの付いた赤7をビタ押し。

中リールは赤7が3つあり、1つは上にベルが付いています。

残り2つは上にリンゴが付いてますので。

どちらでもOK。

次に、右リール下段に赤7をビタ押し。

右リールには、赤7が1つしかありません。

それで、赤7のケツテンパイ形を作れたら、そこまでは目押し成功。

ラストは左リールの目押し。

左リール上段に、配列番号だと11番のチェリー、赤7の下の下にあるチェリーですね。

これをビタ押し。

それで左リールのビタ押しが成功しますと。

まず、チェリーを避ける制御で3コマスベる。

しかし、3コマスベった先はJAC INでして。

ここで停まるとJAC INが揃っちゃうから、更に1コマスベる。

そして、4コマスベった先は7。

7が揃っちゃうから避けなきゃイケないんだけど、パチスロは4コマまでしかスベらないので。

(スベりコマに関しては、以前の私の記事をご覧ください笑)

どうしようもなくなり、仕方なくBIGを

揃えてしまうと。

こんな感じですね。

でも、小役ゲームの管理だけは、台はしっかりやりますから。

あとは、同じ事を繰り返してパンクを迎えると、BIG一回で1100枚弱のコインを獲得してると。


何故、2回目の小役ゲームでやるのかは。

赤7の下段ケツテンパイの形は、小役とJAC INのフラグが成立していない時にしか作れないからです。

最終小役ゲームの1ゲーム目でなら、

3枚がけで同じ形を作る事が出来ますが。(そこまで3枚がけ、順押しで消化した場合のみ)

枚数調整とフラグの関係から、2枚がけでこのゲームに行います。

チャレンジしたはいいけど失敗した場合は。

テンパイした絵柄があるならば、それをちゃんと狙って取る。

次に、3枚がけで普通に1G消化し、

最後の小役ゲームで再チャレンジ、でリカバリー出来ます。

ここでなら何回でも挑戦OK。


なんか、説明してるだけで楽しいぞ。

(笑)

さすがだな、「Jr」。

(笑)



はい、それで裏モノのお話なんですけど。

高砂って、裏モノに対してのガードも鉄壁でして。

しかし、この3号機の時代にとうとう、裏モノにされてしまうんですね。

でも、その裏モノが絶品だったんですね。


パチスロ界において今、色々な意味で使われている「状態」と言う言葉。

今、本来の意味と違う意味で使われていることも、多々見受けられるんですが。

本来は、この「ドリームセブンJr」の裏モノの「連チャンしている様子」に対して呼んだ言葉から、始まってるんですね。

「100ゲーム以内にずっと連チャンしている状態」から来ています。

その様子から「状態バージョン」と名付けられたんですね。

ボーナス終了後の速攻連チャンじゃなく。

モード式パチンコの数珠連チャンのように、連チャンしていく状態ですね。

この「状態バージョン」は、以前からあったんでしょうが。

この「ドリームセブンJr」で、一躍有名になりました。



☆状態バージョンのシステム


この状態バージョンですら、複数のバージョンがあったはずなので。

これが全てではありませんが。

多分、一番出回ってただろうバージョンです。


まず、表設定ですね。

ボーナス確率になります。


⚪︎表設定

設定・BIG・REG

1・1/370・1/370

2・1/331・1/331

3・1/291・1/291

4・1/251・1/251

5・1/200・1/200

6・1/251・1/251


次は、裏設定。

一番上は、状態突入フラグの抽選確率になります。

それを3つの設定により振り分けます。

表設定で6を選んだときのみ、6を設定出来るようになってます。


⚪︎裏設定

・・1/2979・1/1986・1/993・1/334

1・5/16・・7/16・・3/16・・1/16

2・7/16・・6/16・・2/16・・1/16

3・4/16・・7/16・・4/16・・1/16

6・・0・・・0・・6/16・・10/16


更に、状態の継続率の設定がこうなります。


⚪︎継続率

設定・継続率

1・ 1/2(50%)

2・ 2/3(67%)

3・ 3/4(75%)


この、表設定、裏設定、継続率設定を組み合わせて設定するんですね。


それから、小役確率です。


⚪︎小役確率

設定・小役A・小役B・小役C

1〜6・1/6.35・1/34・1/728  

(小役A・オレンジ・チェリー4枚)

(小役B・リンゴ・ベル15枚)

(小役C・ベル・メロン15枚)


状態中のボーナス確率が出て来ません。

私が推測するに多分、状態に入ると約

1/25くらいの確率で、BR比率1対1で

抽選してるハズですね。


更に、状態はREGでは終わらない、と言う特徴がありました。

それに、吸い込み4000枚天井がありました。


こんな感じですね。

自由自在ですね。

一番打ってみたいのは、表6裏6継続3ですかね。

表5裏3継続3とかも打ちたいですね。

表6裏6を使うのは新装用のお祭り設定ですかね。

継続を1にすれば、当たるし、連チャンするけど、続きませんからね。



この状態バージョンの裏モノは本当に回数打ちましたのでね。

最高では、100ゲーム以内で、55連チャンしたことがあります。

かなりBIGに偏ってくれたのと、早いゲーム数で来てくれたおかげで。

9000枚超えましたね。

でも、その次の記録の、46連チャンのときは。

2/3がREGで、しかも、来るゲーム数が遅くて。

大した枚数いかなかったり。

確かに新装で6ぽいのも打ちました。

当たるし、連チャンするけど、2、3発で終わり、てのを。

表6裏6の継続75%は打ってないんだろうな。


その他にも、上乗せバージョンなどもありましたが。

ほとんどはこの状態バージョンだったのではないでしょうか。



本当、色々な思い出がある「ドリームセブンJr」ですが。

私の地元では、平成18年の「みなし機総撤去」まで。

「状態バージョン」を打つことが出来ました。

本当に撤去される寸前まで、ピカピカの状態で手入れされていて。

ちゃんと連チャンもして。

ランプ切れなども、その度に修理されていて。

ストレスなく、楽しく打つことが出来ました。



3号機の数ある裏モノを打ちましたけれど。

元々のゲーム性プラス裏モノのゲーム性を考えたら。

多分、3号機No. 1裏モノなんじゃないのかな。

この「ドリームセブンJr」は。

裏モノとしては、一番回数を打った台でもありますね。



絶対に忘れられない1台ですね。

また見たいなあ、あのスベり。



今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

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