ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

田山幸憲プロ名言集

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はあの「田山幸憲プロ」の名言を振り返ってみます。



面白い記事を見つけたので、お借りして引用させていただき、載せたいと思います。



私が一番良く覚えている「パチプロ日記」の冒頭部分は。


家を出たらもう春の陽気。行きかう女学生のブラウスがまぶしい季節。そんな中今日もニコタマ街道をひたひた歩く。


これですね、これ。

この方の文章には「艶」があるんですよね。


では、名言集を。



☆タテの比較 ヨコの比較


これが1番有名ですかね。

大当り抽選に関しては、デジタルアナログを問わず、徹底してオカルトな田山さんですが、釘の動きには細かく書いていました。


縦の比較

その台の前日までの釘の流れとの比較

横の比較

その日の他の台との比較


ですね。

元々ヘソだけ大きく見せて寄りで殺してくるような店で、ヘソを見てテンション上がる人は居ないように、パチンコのアケシメというのは前日までとの比較が一番大切という、珍しく(唯一?)正攻法的なことを言っている言葉です。

私、大好きです、この言葉。



☆シメシメルック


これが2番目に有名?なシメシメルック。

「で入店すると、なんだこれは!右を見ても左を見てもシメシメルックじゃないか!」的な使われ方ですが、全然アケていないということですね。。

最近のパチンコ屋のシメっぷりを田山さんが見たら卒倒してしまいそうですが、シメシメルックを超える言葉を開発してもらいたいです。

この言葉も大好きです。



☆デキた!


女性に言われて驚く言葉じゃありませんよ!(笑)

田山さんが「デキた!」と書けば、その日の稼働が仕留まった=良い形で勝ちが確定した的なニュアンス。

阿佐田哲也の「仕上がるぞ~仕上がるぞ~」みたいな感じですね。(笑)



☆鬼の棲家


「今日の鬼の棲家は3000発」みたいな、おそらく定量性でパチンコを打ち始めた田山さんだからこその感覚なのかもしれませんが、〇〇発を今日は超えないという、完全にオカルトですね。

結構好きな言葉。



☆〇〇個落ち


これも完全にオカルトで、田山さんは次の大当りまでに何発吸い込むか決まっていると、本気で思っていたようです。

なら回らない台のほうがいいのでは、、とすら思うくらいですが、そこはちゃんとアケに座るんですよね。

回っていると当たらなくて回らなくなると当たりは近いとか。

自分が予想した吸い込み玉数でぴったり当たると「君は本当に頼りになるラインだ」とか。

そのために打ち込み玉数を数えているのはどうかと思いますが、初代パワフルで田山さんが好きだった1万500円で当たると「やっぱりあるのか…」とかいまだに思ってしまいます。



☆ホッと胸を撫で下ろす


ハマった後に当たってホっとしているところですね。



☆脱兎のごとく


二日酔いで朝ギリギリに起きたときは、急いで着替えて、猫のように洗面し、脱兎のごとくパチ屋へ向かう。

です。



☆デキが良い


これが微妙で、最初はハネモノの役物のデキを語っていたり、釘のデキを語っていたりだったのが、デジタルのデキにまで言及することも。

結構好き。



☆してやったり!


してやったり!はいいですよね~

ハマった後や、ここ一番のリーチが当たった時なんかは「してやったり!」

何十年もパチンコで喰っていて、1つの大当りに対して「してやったり!」とか、「下皿の玉を抜く手が震えている」とか、この辺が田山さんの愛されるところでしょうね。

私、大好き、この言葉。



☆あにはからんや


あにはからんや、田山語録ではありませんが普通は使いませんよね。


あにはからんや(豈図らんや)の意味


「豈(あに)」は反語表現を作る言葉で、「どうしてそんなことが図れた(=予測できた)か、いや、できない」という意味になります。

全く思いがけないことが起こったという気持ちを表す。

意外にも。



☆目くるめく~


ここ一番の大当りは「目くるめく7・7・7!」。

パワフルの時は「目くるめくオールフルーツ!」。

モンスターハウスの時は「目くるめく犬・犬・犬!」。

田山さんは最後までモンスターハウスの狼男を犬と書いていました。(笑)

持玉遊技ができるときが「めくるめく」が多かったですね。



☆眠くなるような目の羅列


今ならスーパーリーチもかからず、赤保留も出ず、ってところですね。

上手い言い方だと思います。

私、これ好き。



☆ケツが浮いた


ケツが浮くことはないんですけどね。

多分、浮いてもいなかったと思うんですけどね。

いや、田山さんなら浮いていたかもしれません。



☆当たる前から右打ちの構え


これはナナシーの全回転リーチの時によく使っていました。

初代ナナシーの全回転リーチの信頼度は約97%なので、それはそうですが、

って感じですが。

田山プロはこの全回転をよく外していましたね~。

で、「なぬっ!」で完結なわけですが。

私、大好き、これ。



☆ゼツい


これが最後まで意味が分からなかったんですよね。

大当りしたときに後ろに知り合いが居て、振り返ると〇〇が「ゼツいぜっ!」と言って去っていった。

みたいな使い方だったと思いますが。


どうやら「絶妙だぜ!」が濃厚っぽいです。

次点で「絶好調だぜ!」も出てきました。



☆まとめ


田山さんは残念ながら、56歳と若くして亡くなってしまいましたが、自分は、非常にきれいな亡くなり方だと思っていました。


なぜって、田山さんの打ち方だと、その後の時代、通用しなかった可能性が高いですからね。


今生きていたら74歳。

さすがに引退はしているでしょうが、田山さんが軍団のことを、グチグチ書いているところとか見たくないですし。


なんとかギリギリパチンコで勝っている状況で、ていうのは言葉は悪いですが、良かったと思います。


阿佐田哲也のように、純文学にまで進めたなら、また話は違うのでしょうが、田山さんの文章は素晴らしいとはいえ、パチンコ特化の超ニッチですからね。


といった感じで、自分が読み始めたころの田山さんの歳に、自分が近づいていることにゾっとしつつ、亡くなってなお語られている伝説のパチプロ、田山幸憲氏についてでした。


本日、10月3日は、田山幸憲プロの誕生日になります。



今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

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