ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

デジパチの大当たり確率のお話

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はパチンコの大当たり確率のお話。



ブログ記事を書いている時に。

大変面白い記事を発見いたしましたので。

その記事をお借りして、引用させていただき。

私なりに、分かりやすく加筆修正をして、お届け致します。



私め、パチンコを打たなくなって久しいので。

今のパチンコがどうなってるのか。

正直、全く分からないのですけれど。


パチンコのスペックで注目されるのは、デジパチ(セブン機)の出現以来、今も昔も「大当り確率」だと思います。


その大当り確率ですが。

1996年以降は、確率の「下限」設けられるようになりました。

何度か変更されてきたものの、現在まで、その最低範囲までしか、大当り確率を設定出来ないようになっています。


デジパチの大当り確率について、その変遷をまとめてみると、現在に至るまで、次のような流れになっています。



1・1980年〜


大当たり確率約1/250。


初のデジパチ「三共フィーバー」が登場。

大当り確率は約1/250(メーカー発表)でした。


大当りはドラムで777(太陽図柄)揃いのみ。

(正確には7の太陽図柄3つ揃いプラス、ドラム上のデジタルに7が出れば大当り)


その後は、他メーカーもデジパチに参入してくるのですが、大当たり確率は約1/200~約1/500まで様々でした。


2・1981年〜


大当り確率は約1/500も。


平和「ブラボー」の大当り確率は約

1/500。

大当りは、333、777揃いの2種類がありました。


3・1985年〜


大当り出玉が、当時の「10カウント規制」により1300個ほどとなる。

大当り確率約1/200程度の機種が主流になる。

その後は、約1/200〜約1/250前後で推移。


4・1990年10月以降新要件機


新要件機の大当たり確率の規定。

(ラウンド数×カウント数)÷大当り確率<0.8

この範囲内に収めること。


5・1992年〜


概ね、約1/200半ば~約1/300前半。

ただし、CR機は3段階の設定付き。

設定3では約1/400を超える機種も。


6・1996年〜


大当り確率の下限、1/360以内。


それまで規定されていなかった、大当たり確率の下限が、1/360に決められました。


7・1999年〜


大当り確率の下限、1/320以内。


最低賞球数が5個の機種の場合、大当たり確率の下限が1/320以内に。


8・2002年〜


大当り確率の下限、1/360以内。


賞球に関係なく1/360以内に。


9・2004年~ 


大当り確率の下限、1/500以内に。


10・2005年~ 


大当り確率の下限、1/400以内に。


11・2015年4月~現在 


大当り確率の下限、1/320以内。


こうして、2020年現在も大当り確率の下限は1/320のため、大当り確率が

1/319の機種が多くなっています。




そうした中で、過去、最も大当り確率の悪い(低い)機種をご存知ですか?


マニアの人ならすぐに分かるかもしれませんが、何しろ、デジパチだけでも、膨大な機種が世に送り出されてきましたから、即答はなかなか難しいでしょう。


ということで、「最も大当り確率の悪い機種」です。

そのトップ10をどうぞ。



1位 

「サイドセブン」

大当り確率約1/515

マルホン

1993年


2位

「ブラボー」

大当たり確率約1/500

平和工業(平和)

1981年


3位

「CRフィーバー大ヤマト2」

大当たり確率約1/496.5

SANKYO

2004年


4位

「CRビッキーチャンス1」

大当たり確率約1/480

三共(SANKYO)

1993年


5位

「CRワンダーランド」

大当たり確率約1/474.5(設定3)

大一

1994年


6位

「CRちんじゃらV」

大当たり確率約1/463(設定3)

大一

1995年


7位

「CRどろろん忍者くん」

大当たり確率約1/463(設定3)

大一

1996年


8位

「CRビッグソロッター2」

大当たり確率約1/450(設定3)

大一

1994年


9位

「CRバトルヒーローV」

大当たり確率約1/443.5(設定3)

大一

1995年


10位 

「CR大工の源さん」

大当たり確率約1/438.5(設定3)

三洋

1996年


CR機時代は、2回ループ、時短付きなどのフルスペック機があったとは言え、いかに厳しい大当り確率だったかが良く分かりますね。

現状調べた結果ですが、もしかしたら、まだこのTOP10に食い込む機種があるかもしれません。


それから、大当たり確率極悪メーカーは、問答無用で「大一」に決定!

パフパフパフパフパフ!

そう言うコーナーじゃないんですけどね。

(笑)


なお、番外編として。


「ブラボーキングダム」

大当り確率?

平和

1992年


「エキサイト」

大当り確率?

藤商事

1992年


「アレジン」

大当り確率?

藤商事

1992年


「綱取物語」

大当たり確率

通常約1/247

天国約1/37

地獄約1/988

平和

1993年


などという機種もありました。


大当り確率が?の機種については。

滞在する内部モードによって激変。

「大当り確率が存在しないモード」と

「大当り確率が数分の1~数十分の1のモード」で構成され、激しい連チャン性を実現していました。


私はトップ10の中では。

CRビッキーチャンス1、

CRビッグソロッター2、

CR大工の源さん、

と打ってますけど。

下の2台は、設定3段階なんで。

設定1ならまだ良いですけどね。

今、この3台。

打つか?と聞かれたら。

打てないかな。

(笑)

まだ私も若くて。

怖いもの知らず、でしたからね。

打てたし。

そう言う時代なのもありましたね。



お知らせがございます。

本日の投稿をもちまして、大変申し訳ありませんが、ブログをしばらくお休みさせていただきます。

拙い文章でありますが、皆さんに、昔の台を思い出していただき、少しでも楽しめるよう、私の知識をフル活用して続けて参りましたが。

8月よりずっと、体調を崩しておりまして。

今、体力的にもかなりキツくて。

続けるのが困難な状態におります。

ただ、もう何ヶ月も先まで、テーマは決まっておりまして。

記事を書いて行くだけの状態にはしてあります。

しばらくお休みをさせていただいたあと、また記事を出して行くつもりではあります。

写真や絵など全く無い、文章だけのブログに。

私みたいな、泡沫ブログ、にお越しくださり。

本当に、ありがとうございました。




今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

田山幸憲プロ名言集

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はあの「田山幸憲プロ」の名言を振り返ってみます。



面白い記事を見つけたので、お借りして引用させていただき、載せたいと思います。



私が一番良く覚えている「パチプロ日記」の冒頭部分は。


家を出たらもう春の陽気。行きかう女学生のブラウスがまぶしい季節。そんな中今日もニコタマ街道をひたひた歩く。


これですね、これ。

この方の文章には「艶」があるんですよね。


では、名言集を。



☆タテの比較 ヨコの比較


これが1番有名ですかね。

大当り抽選に関しては、デジタルアナログを問わず、徹底してオカルトな田山さんですが、釘の動きには細かく書いていました。


縦の比較

その台の前日までの釘の流れとの比較

横の比較

その日の他の台との比較


ですね。

元々ヘソだけ大きく見せて寄りで殺してくるような店で、ヘソを見てテンション上がる人は居ないように、パチンコのアケシメというのは前日までとの比較が一番大切という、珍しく(唯一?)正攻法的なことを言っている言葉です。

私、大好きです、この言葉。



☆シメシメルック


これが2番目に有名?なシメシメルック。

「で入店すると、なんだこれは!右を見ても左を見てもシメシメルックじゃないか!」的な使われ方ですが、全然アケていないということですね。。

最近のパチンコ屋のシメっぷりを田山さんが見たら卒倒してしまいそうですが、シメシメルックを超える言葉を開発してもらいたいです。

この言葉も大好きです。



☆デキた!


女性に言われて驚く言葉じゃありませんよ!(笑)

田山さんが「デキた!」と書けば、その日の稼働が仕留まった=良い形で勝ちが確定した的なニュアンス。

阿佐田哲也の「仕上がるぞ~仕上がるぞ~」みたいな感じですね。(笑)



☆鬼の棲家


「今日の鬼の棲家は3000発」みたいな、おそらく定量性でパチンコを打ち始めた田山さんだからこその感覚なのかもしれませんが、〇〇発を今日は超えないという、完全にオカルトですね。

結構好きな言葉。



☆〇〇個落ち


これも完全にオカルトで、田山さんは次の大当りまでに何発吸い込むか決まっていると、本気で思っていたようです。

なら回らない台のほうがいいのでは、、とすら思うくらいですが、そこはちゃんとアケに座るんですよね。

回っていると当たらなくて回らなくなると当たりは近いとか。

自分が予想した吸い込み玉数でぴったり当たると「君は本当に頼りになるラインだ」とか。

そのために打ち込み玉数を数えているのはどうかと思いますが、初代パワフルで田山さんが好きだった1万500円で当たると「やっぱりあるのか…」とかいまだに思ってしまいます。



☆ホッと胸を撫で下ろす


ハマった後に当たってホっとしているところですね。



☆脱兎のごとく


二日酔いで朝ギリギリに起きたときは、急いで着替えて、猫のように洗面し、脱兎のごとくパチ屋へ向かう。

です。



☆デキが良い


これが微妙で、最初はハネモノの役物のデキを語っていたり、釘のデキを語っていたりだったのが、デジタルのデキにまで言及することも。

結構好き。



☆してやったり!


してやったり!はいいですよね~

ハマった後や、ここ一番のリーチが当たった時なんかは「してやったり!」

何十年もパチンコで喰っていて、1つの大当りに対して「してやったり!」とか、「下皿の玉を抜く手が震えている」とか、この辺が田山さんの愛されるところでしょうね。

私、大好き、この言葉。



☆あにはからんや


あにはからんや、田山語録ではありませんが普通は使いませんよね。


あにはからんや(豈図らんや)の意味


「豈(あに)」は反語表現を作る言葉で、「どうしてそんなことが図れた(=予測できた)か、いや、できない」という意味になります。

全く思いがけないことが起こったという気持ちを表す。

意外にも。



☆目くるめく~


ここ一番の大当りは「目くるめく7・7・7!」。

パワフルの時は「目くるめくオールフルーツ!」。

モンスターハウスの時は「目くるめく犬・犬・犬!」。

田山さんは最後までモンスターハウスの狼男を犬と書いていました。(笑)

持玉遊技ができるときが「めくるめく」が多かったですね。



☆眠くなるような目の羅列


今ならスーパーリーチもかからず、赤保留も出ず、ってところですね。

上手い言い方だと思います。

私、これ好き。



☆ケツが浮いた


ケツが浮くことはないんですけどね。

多分、浮いてもいなかったと思うんですけどね。

いや、田山さんなら浮いていたかもしれません。



☆当たる前から右打ちの構え


これはナナシーの全回転リーチの時によく使っていました。

初代ナナシーの全回転リーチの信頼度は約97%なので、それはそうですが、

って感じですが。

田山プロはこの全回転をよく外していましたね~。

で、「なぬっ!」で完結なわけですが。

私、大好き、これ。



☆ゼツい


これが最後まで意味が分からなかったんですよね。

大当りしたときに後ろに知り合いが居て、振り返ると〇〇が「ゼツいぜっ!」と言って去っていった。

みたいな使い方だったと思いますが。


どうやら「絶妙だぜ!」が濃厚っぽいです。

次点で「絶好調だぜ!」も出てきました。



☆まとめ


田山さんは残念ながら、56歳と若くして亡くなってしまいましたが、自分は、非常にきれいな亡くなり方だと思っていました。


なぜって、田山さんの打ち方だと、その後の時代、通用しなかった可能性が高いですからね。


今生きていたら74歳。

さすがに引退はしているでしょうが、田山さんが軍団のことを、グチグチ書いているところとか見たくないですし。


なんとかギリギリパチンコで勝っている状況で、ていうのは言葉は悪いですが、良かったと思います。


阿佐田哲也のように、純文学にまで進めたなら、また話は違うのでしょうが、田山さんの文章は素晴らしいとはいえ、パチンコ特化の超ニッチですからね。


といった感じで、自分が読み始めたころの田山さんの歳に、自分が近づいていることにゾっとしつつ、亡くなってなお語られている伝説のパチプロ、田山幸憲氏についてでした。


本日、10月3日は、田山幸憲プロの誕生日になります。



今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

本家スーパーコンビを打った私には数回打っただけで食指が湧かなくなりました

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はミサイル7-7-6Dを。



やはり、この当時の一般電役の話をするならば。

この台は外せないだろうと。

書いてるわけですが。

私、正直言いまして。

確かに、当時。

こういうのが出ると知り、実際に見て、一瞬、食い付きました。

この台に。

でも、数回打ってみて。

なんか違う?今更にこれ打つ?

と疑問を感じて、打たなくなりました。

何故なんでしょうか?

未だに良く分かりません。


ということで。

正直言って、この台もあまり詳しくはありません。

でも、当たりも取ってます、当時に。

何言ってんだよ!

そこじゃねぇんだよ!

バカたれが!

みたいなところがあるかもしれませんが。

ご勘弁下さいまし。

(泣)



大同(現・ビスティ)の普通機になります。

1996年の8月に登場。



☆スペックの紹介


大当たり確率、見た目上は1/3。

出玉約4000個。

ただし、釘調整による。

賞球オール15。


大当り中の音楽は、映画「スティング」(1973年)の名曲「エンターテイナー」。


それでここで、この台の分類について、整理してみると。

一般電役ではなく、普通機に分類されるんですね。

それは何故か。

この台は、RAM非搭載だからです。

RAM基板によって動いているわけではなく、あくまで、アナログ的な仕組みで動いてる台だからです。

ですから当時、抜け穴的に、この仕様が認められたんです。

普通機だったから可能だった、てことですね。


当時、なんで今更、こんな台をリリース出来るのよ?

と思いましたけれど。

こういうことだったんですな。


2006年(平成18年)のみなし機撤去時に。

「RAM非搭載の普通機は特例として撤去機種から除外する」

という措置が、適応されなかった台でもあります。

釘曲げやゲーム性が一発台としてみなされたために、RAM非搭載の普通機ながら撤去機種にされました。

ちなみに、撤去を回避した普通機の代表に、三共が1993年にリリースした

「モンキッキ」てのがあります。



☆遊戯進行の流れ


1・まずは、センター役物左上部付近を狙って打ち、玉が役物内に入賞するのを目指します。


2・センター役物内に、玉が飛び込んで入賞すると、3つ穴クルーンに玉が導かれます。

そして玉は回転運動をして、手前の穴に入ると、盤面の一番下にある、7回開きチューリップが開いて、大当たりになります。


3・大当たり後は、右打ちでこのチューリップに玉を入賞させると、センター役物右下にある、7回開きのチューリップが開きます。

このチューリップに玉が入賞すると、右肩にある、6回開きチューリップが開きます。

個々のチューリップはそれぞれ、7個、7個、6個の玉が入ると閉じるようになっています。

6回開きチューリップに、玉が6個入賞して閉じたら、センター右下のチューリップに玉を入れ、再び6回開きチューリップを開かせます。

これを7回繰り返すと、センター右下の7回開きチューリップが閉じるので、センター下部の7回開きチューリップに玉を再度入れ、初めの動作に戻ります。


言葉で説明すると、長くて、分かりづらいですな。

(笑)


7×7×6×15=4410個の出玉が、1回の大当たりで得られますが。

7回開きのチューリップに、玉がダブって入ると、連動が1回分損してしまうので、注意して打つ必要であります。


逆に、7回目の入賞で、2個同時に玉が入賞すると、大当たり連動が初めから繰り返されます。

特に、センター下部チューリップでそれが起こると、大当たり時の出玉を倍にする事が出来ました。

チューリップ開放の最終の入賞球に関しては、連続で玉を打ち出す事が、ささやかな攻略法になります。


止め打ちを使った方が良いですね。

単発打ちで、確実にチューリップに1個づつ入賞させつつ、ダブルが狙えるタイミングの時だけ、連続打ちを行うようにします。



私は打ち込むことは無かったので。

特に、エピソードなどは無いのですが。

私がこの台を打ってた店には、この台しか打たない「主」みたいな、おっさんがいて。

当時ね。

今、私、その当時のそのおっさんの年齢を、きっと超えてるんでしょうが。

(笑)


凄かったですよ、このおっさん。

この人こそ、3万円分の500円を、最初に両替してました。

(笑)


その500円玉を、手元の箱に全て入れて、打ってました。

その当時、まだ、ハンドルのアースを取ってても、ギリギリまだ何も言われない時で。


あゝ、分からない方いますかね。


自作で、適当な配線の両側に、U字型の端子を付けて。

長さは15㎝くらいにして。

それを、ハンドル部分と、台本体に繋げると。

両手離して、勝手に台が玉を打ってるんです。


それで足組みして、タバコをスパスパ吸いながら。

釘など一切見ずに、毎日同じ台に座り。

換金率など関係無しに、平気で3000円分の玉を借りたりして。


知らないヤツがこの島に来たりすると。

明らかに威圧したりして。


私、釘見て、玉の動きを想定して、座りますからね。

当然、私の台のが玉が抜けて、クルーンに入るわけですよ。

当然、当たることも多いわけで。


散々、嫌がらせされましたね。

こんなの、ただのおっさんって分かってますから。

一度、頭に来て。

「表出ろ!お前!」

と、言ってやったら。

「何言ってんだよ、そんなんじゃねぇよ」とモゴモゴ言いながら。

下を向いてしまって。

(笑)


それ以降、何もしてこなくなりました。

(笑)


まあ、この台にアツくなる人たちも、

芳ばしかったですね。


そんなこともあり。

こんな勝てない台をやっても仕方ないと。

打たなくなっていきました。


忘れられないか?

と、聞かれたら。

忘れてました。

(笑)


この台のファンの方、申し訳ありません。

だって私、本家本元の「スーパーコンビ」を。

ガッツリ打ってた人間ですから。

ハマりませんでした。



今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。