ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

ウサギじゃないですよ?ラスカルですよ!ラスカル!アライグマです!

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はスーパーアレパチを。



実は「アレパチ」て、太陽電子(タイヨーエレック)さんの登録商標です。

へ〜!そうなのね!知らなかったわ。



全く関係のない話から入りますけど。

アライグマで思い出したので。


今、と言うか、かなり前から。

外来生物を飼ったはいいけど。

飼いきれなくなって、その辺に離しちゃうことが問題になりましたけれど。


何年か前に。

私の家のすぐ近くの、地元の駅横のポストに、夜中に郵便物を投函しに行ったとき。

もう終電間際で。

日曜日でしたから、日付が変わって、月曜日になってましたかね。

ポストに投函したら。

ちょうど終電が着いて。

誰も客が降りて来ない。

まあ、当然ですわね、そんな時間ですから。

ふと、見たら、なんかの動物が一匹。

歩いて、改札から出てくる。

なんだ?あれ?猫?それにしちゃデカいし。

犬?姿形が違う。

なんだありゃ?

と、近づいて見てみたら。

なんと!アライグマでした。

あの顔の模様をしてました。

私とアライグマ、お互いに見つめ合った後。

アライグマさん、また、改札を通り、駅の中に戻って行きました。


私の地元は、アライグマが終電の電車から降りてくるところです。

(笑)


意外に近くにいるもんだな。

アライグマって、見た目と違い、気性が荒いと聞きますし。

怖いな。

(笑)



話を戻します。

(笑)


このスーパーアレパチ。

アレジンとエキサイトと、同時期にホールに設置されていて。

まあ、この台も打ちました。

一撃の夢を追いかけて。

本当、コテンパンにされましたね。

何故かこの台だけ、全く勝てませんでした。

憎きラスカル!

(笑)



太陽電子(現・タイヨーエレック)のアレパチになります。

1992年に登場。



☆スペックの紹介


大当たり確率約1/50。

出玉約2000個。

賞球オール16。

14ラウンド。



☆遊戯の進め方の説明


この台は、役物に重きを置いたアレパチになってます。

アレジンは、デジパチ+アレパチ。

エキサイトは、コンビクルーン+2桁デジタル+アレパチ。

このスーパーアレパチは簡単に言えば、羽根モノ+1桁デジタル+アレパチですね。

その羽根モノ役物がラスカルになってます。


ゲーム進行の流れを説明すると。


1・盤面左と、盤面中央の上とその下にある(計3カ所)「GO」チャッカーを玉が通過すると、盤面中央にあるラスカル役物のハネ(ラスカルの耳)が開きます。


2・ハネに拾われた玉が、役物のセンターにあるVゾーンに入賞すると、役物上部にあるドット式の1桁デジタル

(0〜9)が回転します。


3・デジタルに「7」が出れば大当り(14R)。

「3」は中当り(2R)。

その他は小当り(1R)。


4・いずれの当りも、その後に右打ちに切り替えます。

右にある「OPEN」チャッカー通過で、その下の電チューが開きます。

電チュー入賞→盤面下部の、入賞ポケットの連続ナンバー点灯で、最大160個が払い出されます。


⚪︎電チュー開放時間

大当り時・5.0秒

中当りと小当り時・0.3秒


⚪︎出玉

大当り時・約2000個

中当り時・0~約280個

小当り時・0~約140個


⚪︎アレパチは1ゲーム(1セット)16個打ち出しでリセットされる為に、毎ラウンド出玉があるとは限りません。

特に、電チュー開放時間の短い中・小当りですと、出玉獲得が難しくなります。

0個も普通にあります。


こんな感じで進めて行きます。


ちなみに、大当り時の音楽は、スコット・ジョプリンの「ジ・エンターテイナー」。

後に「ミサイル7-7-6D」(大同)でも採用されてましたね。



☆連チャンの仕組みの説明


この台の大きな特徴は、優れた連チャン性にあります。

藤商事のアレジンの前の台、アレキングを意識していた事は明らかだと思いますが、プログラム的には全く異なります。


アレキングの場合は、モードによって、独特の連チャンとハマりを作り出していましたが。


スーパーアレパチでは、出目の決定に際して「前回出目」が参照されます。

つまり、出目に一定の移行性を持たせる事により、連チャンを発生させていました。

「7」が連チャンするかどうかは、全て、前回の出目次第と言うことになります。

当然「ハズれ出目から復活」という概念もありません。



☆スーパーアレパチの出目の出現率


⚪︎今出ている出目が「7」の場合の次回出目の確率

「7」→60.4%

「3」→20.4%

その他→19.2%


⚪︎今出ている出目が「3」の場合の次回出目の確率

「7」→11.2%

「3」→31.2%

その他→57.6%


⚪︎今出ている出目が「4・5・6・8・9」の場合の次回出目の確率

「7」→2.00%

「3」→2.00%

その他→96.0%


⚪︎今出ている出目が「0・1・2」の場合の次回出目の確率

「7」→1.00%

「3」→11.0%

その他→88.0%


「3」が出た場合、次回「7」が出る確率は約11%。

「3」は大当り及び連チャン突入のチャンス(リーチ目)となります。

また、再び「3」が出る確率も約31%と高いですから。

「3」の出てるうちに「7」にぶち込めってことですね。


そして、ひとたび「7」が出れば、再度「7」が出る確率は約60%。

他のアレパチに引けを取らない爆発力は、このループ率の高さにあったわけですね。


ただし、連チャン中に「3」が出ると、次回通常出目の確率が約57%もあり、連チャン終了の大ピンチになります。


その他の出目の特徴については、「0・1・2」のいずれかが出ると、次回「3」が出る確率が11%あります。

これが、通常時に「3」を引き込むチャンスになりますね。

これらの出目は、「3」「中当りのリーチ目」として、ハイエナの対象となってました。


また、「3」「7」を経由せずに、通常目からいきなり「7」が出る事も、僅かながらあります。

(約1〜2%)



☆左チャッカーの特性について


この台から浜ちゃんにかけて、比較的簡単な誰でも出来る、この手の攻略法が出たおかげで。

会社名を太陽電子からタイヨーエレックに変更することになりましたね。

微妙なところでの、台自体の甘さと言うか、チェックの甘さと言うか。

それが、太陽電子の台にはあったんですね。



この台は説明してきた通り、爆裂連チャン機であります。


しかし、左「GO」チャッカー通過後の1回転に限り、デジタルの各出目は均等に1/10で出現するんですね。


左チャッカー経由でデジタルを回せば、大当り「7」も中当り「3」も、確率は1/10となります。


導入された当初から、「何故、この台にはGOチャッカーが3カ所もあるのか?」という疑問と議論が出てたんですね。

その真相がこういう事だったんです。


太陽電子のアレパチには大抵、このような特定の部分に入賞すると、ノーマル機になってしまう機能が付いていたんですね。


左チャッカーを開けている台及びホールでは、「7」が出現しやすい代わりに、連チャン率も10%と穏やかになってしまいます。


そこで、ストロークを使い分けて。

まず左チャッカーで「3」「7」の初当りを出して。

それから、盤面中央の天下のチャッカーでデジタルを回して連チャンさせる、という打法が考案されたりしました。


現実的には、そのような効果が見込める釘調整はほとんど無く。

実際は「大当り確率1/10」のノーマルアレパチを打っているに等しい結果でした。


それでも、左チャッカーが狙える台及びホールでは、安定して大当りの「7」を出すことが出来たそうです。

1/50が1/10ですからね。

相当な甘さですよね。


当時、多くの店が左チャッカーの釘をガチガチに締めていたのは、こうした理由によるそうです。

確かに、思い出すと、ガチガチでしたね。

左チャッカーで役物が開いた記憶がありませんので。

私が打った店は、釘調整が上手かったんだな。


結局、連チャン中に左チャッカーへ玉が入ると、「3」「7」以外の目が出る確率も80%あるってことですから。

中途半端に左チャッカーの釘が開いていると、連チャンがストップしちゃう可能性が出てしまいますのでね。



この部分を突かれて、釘調整のミスを犯したホールで、短期間で大量にプロやセミプロにブッコ抜かれる事態となったんですね。

その上でもし、ストロークの使い分けが出来る状態だったとしたら。

そりゃ「お祭り」騒ぎですよね。

こう言うことだったんだな。

この台の攻略法って。


こう言う騒ぎもあり、この台は設置期間としては、短命に終わります。



この台の連チャンシステム。

嫌いじゃないのでね。

と言うか、むしろ、アレジンやエキサイトより好きで。

何とかこの台で出してみたくて。

結構な回数を打ったんですけど。

本当、負けましたね。

全く、勝った記憶がありません。

思い出せない。

と言うことは、全敗してるかもしれません。

アレジンとエキサイトは、勝ち越してるのに。

上手くいかないもんですなあ。

(笑)



ある意味、負け方向で、忘れられない1台です。

ラスカルめ!

いつか、煮てさ、焼いてさ、食ってやる!

(笑)



今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

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