ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

キング オブ 一発台

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はスーパーコンビを。


旧要件時代の三共の一発台になります。

1986年に登場。

この台、古かったんだなあ。

私がパチンコ屋に出入りするようになったときには、確かにすでにありました。

賞球オール13個。


なんせ超有名な一発台ゆえ、説明など不要かもしれませんが。

まず、名前の由来から。

役物を考案したのが、三共の物理学博士号と言われる方。

ゲージを考案したのが、瑞穂の盤面設計士。

この2人のコンビで開発したから。

名前がスーパーコンビと。

有名なお話ですね。


4年以上の間、現役で稼働して。

ずっと一発台のトップを張っていた台ですから。

何度か盤面も変わっていて。

赤と緑があったりします。

最初の頃には無かった、役物左右にあるチューリップの上の部品。

通称「咲き分け」が、後から付いたりしてます。

袖チューリップに効率よく玉を拾わせるための措置ですね。

私が最初に見た、赤いスーパーコンビには、この部品がありませんでした。

その、「咲き分け」の機能を、釘調整でやってましたね。

ですから、初期の方が、芸術的な釘調整されてました。

さらに役物内の3つの穴。

手前の大当たりの穴だけ、円状から少しズレてます。

これは、ゴト防止のための計算され尽くされた設計です。

それから大当たり中の音楽。

「静かな湖畔」でしたっけ?題名は。

このカリッカリの一発台にして、あのなんとも言いようのない、大当たりの音楽。

ただ3穴クルーンの楽しさと、この音楽で。

一発台に新たな客層を引き込んだのは、間違いありません。

博打台だった一発台の敷居を低くしたのは。

ウンチクはこの辺りにしとこうかな。


みなさま知ってると思うので。

簡単に大当たりの説明をしますと。

当たりを取るには、まず、中央の役物内に玉を入れます。

そして、役物内の中にある3つの穴のうち、手前の穴に入れば大当たり。

そうすると、真下のチューリップが開きます。

このチューリップには玉が絶対に入らないように、釘調整されていて。

このチューリップが左右に新たなルートを作ります。

大当たりスタートしましたら右打ち。

右下2つのチューリップの連動で、規定個数まで玉を増やしていきます。

達しましたら、終了。


この台は店によって、色々なサービスがあった台でもありました。

タイムサービスで、規定個数を6000個にしたり。また、くじ引きで当たった人は10000個サービスしたり。

色々なサービスを見かけました。


この台の私のエピソードを1つ。

1990年の3月頃だったかな。

東京の竹の塚のパチンコ屋の新装開店。

何故、そんなところの新装開店に行ったのか、は。友人が竹の塚にいて。誘われたから。

なんとかスーパーコンビの1台を抑えまして。

その店、スーパーコンビに滅茶苦茶力を入れてるホールでして。

スーパーコンビだけで、ひと島。

計40台以上。

打ち始めましたら、まあ、大して釘は開いてない。

それでも通常営業よりは、少しましか。

「外したな。この人数では仕方ない」と、打ってましたら。

後ろに年配の店員さんに張り付かれまして。

ずっと私の台を見てる。真後ろで。

「えっ⁈俺なんかした⁈」てビビりながらも打ってましたら。

「にいちゃん、ちょっとどいて」と言われまして。

この当時は、店員さんも「にいちゃん!」て、平気で言います。客に向かって。

で、なんだ?と思いながらも、席を立ちましたら。

その店員さん、盤面を開けて、釘を叩き出しまして。

なにかしら調整をし始めます。

それが終わり盤面を閉めたら。

後ろで待ってた私の肩を、ポン!と叩き。

「にいちゃん!今日の当たりだな!良かったな!」と言われまして。

私、正直、なんのことかわからず。

また打ち始めましたら。

まあ!なんてことでしょう!

クルーンに入る飛び込み口の周りが、

大開き!

もう、スコスコ玉が抜ける抜ける!

もう抜け過ぎて、常に手を止めてるような状態。

常にクルーン内に玉がいますから。

もう笑っちゃうくらい、勝たせてもらいました。

営業が13時から21時の8時間でしたのでね。そんなに長い時間打てたわけじゃありませんが。

1回交換。4円貸し2.5円交換の店で。

その金額、30万円近く。投資分を引いても20万円以上。

すごい経験でした。

こんなスーパーコンビを打ったのは、後にも先にもこのときだけ。

この時代も基本的には、営業時間中の釘調整は禁止のはずですが。

今では考えられない良い時代でした。


でも私、このスーパーコンビ。

あまり得意ではありませんでした。

コンビクルーンと相性が良くなくて。

それにこの台は、投資スピードがえらい速いのです。

戻しがほとんどありませんから。

キューピット、ジャスティに比べると、明らかに勝ってませんでした。

それでもトータルでは勝ってるかな。

キングオブ一発台も、私にとっては、

キューピット、ジャスティの次に来る、第3の一発台でした。


あゝ!そうだ!

この台も、ドツキ、が有効な台でした。

しかも、ジャスティみたいに、結局外に落ちてダメ、てことがない。

その効果は絶大です。

そのかわり、監視は厳しく。

やったら即没収、即退店、即出入り禁止でしたね。

私の奥義「ひざ蹴り」をスーパーコンビでやったのか、は内緒。


長々とすいませんでした。

今日はこの辺りで。

今日で旧要件時代のパチンコは終わりです。

次からは何台かパチスロを出します。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

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