旧要件時代の最後を飾った一発台
こんばんは。
ゴルゴ103でございます。
今日はジャスティを。
旧要件時代の最末期に登場した、
西陣の一発台です。
1990年に登場。
この台がまた楽しかった。
この台にハマった方は多いのではないでしょうか?
賞球はオール13個。
まず台の説明からします。
盤面を正面から見ますと。
中央に、3段になった役物が鎮座してます。
その左右にチューリップ。
そして、盤面下に左右にアタッカー。
真ん中にチューリップの配列です。
それに、盤面上部左右に、なんかの絵がデカデカと書いてあります。
なんだろこれ?わかりません。
それにしても、垢抜けません。
キューピットもそうでしたが。
この時代の台はみな、こんな感じです。
この台で当たりを取るには。
まず、3段役物の上部、1段目を突破しなければなりません。
これが中々上手くいきません。
正確には、1段目と2段目の間に、
「IN」と書かれた、奥に向かって玉の入る穴に、玉を通さなければなりません。
2段目の上部が、かまぼこ状の緩いカーブを描いたステージになってまして。その頂点の位置に、INの穴があります。
最初の攻防は、このかまぼこステージで行われます。
ここが第1の勝負どころ。
それで、見事INに玉が入りますと。
2段目の1穴クルーンに入ります。
ここは通過するだけ。
しかし、ここでクルクル回って、散々焦らされるのです。
「早く落ちろよ!」と思うイライラと。
勝負の3段目に対する期待感のワクワクと。
本当、良く出来てます。
そして、勝負の3段目。
中には3穴回転体が、時計回りにクルクルと回ってまして。
その1つが赤く縁どられていて。
そこが大当たりの穴。
2段目から落ちてきた玉は、左右どちらかを滑るように落下してきて、役物前面にきます。
その役物の前面中央にレールがありまして。
そこに乗るか、が第2の勝負どころ。
乗らなかった場合は残念。
役物左右にある穴から、外に出されてしまいます。
そうなるとダメ。
それで見事レールに乗っかりますと。
3穴回転体との間に留まります。
そして運命のラストジャッジ。
いずれかの穴に吸い込まれて行くと。
ここが第3の勝負どころ。
書きながら思い出して、汗かいてきた。
見事赤い穴に入りますと、大当たり確定。
大当たりスタート。
大抵は、右打ち仕様に調整されてまして。右打ちをします。
大当たりすると、役物左右のチューリップが開くのですが。
そこには玉が入らないようになってまして。
右側のチューリップの左側に、新たなルートが出来ます。
チューリップの左をかすめながら、下に玉が向かいます。
そして、左右2つのアタッカーと、中央のチューリップの連動で、規定個数まで玉を増やしていきます。
私がやった店は、大体が4000個で終了でした。
キューピットみたいな、穴に入りさえすりゃ当たりも良いですし。
スーパーコンビみたいな、玉が抜けて役物モノに入り、3穴の当たりに入るか、も良いのですが。
このジャスティ。
玉だけによる、このアナログチックな3つの攻防が堪らないのですよ。
やった感が半端ないんですね。
当たり取った!感が。
楽しい台でした。
この台、台の「寝かせ」が重要な台でして。
寝かせがキツい方が全てにおいて良いわけです。
私は、十分な寝かせのある台を全て覚えておいて。
その中で、釘が良ければ勝負する。
て感じでやってました。
寝かせなんて、毎日調整出来ないでしょうから、店側は。
それでも、キューピットほどの勝率はありませんでした。
でも、間違いなく勝ってましたね。
それからこの台、ドツキ、が効く台でした。
最後の3穴回転体のジャッジのときに。
外れ穴に入りそうなときは、台をぶっ叩いて、入らないようにするのです。
やったら即没収、即退場、即出入り禁止でしたね。
ただ、私、レッドライオンとの格闘で会得した、◎◎神拳奥義、
「ひざ蹴り」を持ってましたから。
誰にもバレたことの無い、究極の奥義を。
やったんだか、やってないんだか。
それは内緒。
長くなりました。
今日もありがとうございました。
ではまた、次回。