ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

パチンコ界に激震が走る

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日はダービー物語を。


平和の新要件機デジパチになります。

1993年に登場。

保留玉連チャン機です。

競馬をモチーフにした台ですね。


スペックの紹介。

大当たり確率約1/235。

出玉約2300個。

賞球7and15。

16ラウンド10カウント。


連チャンの仕組み。

この台、昔から説明が難しくて。

長々と長い説明になりますが。


まず、この台には、アタッカーのVゾーンに入った玉を逐一カウントする、

「V入賞カウンター」てのが付いていまして。

連チャンをさせる為には。

まず、大当たりしアタッカー開放後、最初のV入賞から「2秒以内(未満)」に次のV入賞が常に必要、てのを前提として。

「大当り中に、Vゾーンに連続入賞させる事」てのが条件だったんです。

もっと具体的言うと。

アタッカー開放後、Vゾーンに5個以上の連続入賞があると、保留エリアの3個目と4個目が上書きされる。

間隔があいてのV入賞ではNGなんですね。

V入賞カウンターの特徴を細かく説明しますと。

3つの大きな特徴がありまして。

1・入賞をカウントできるのは、最大5個まで。

2・2秒おきに、カウンター値は自動的にマイナス1される。

(但し、最小値は0)

3・カウンターが最大値の5になると、保留エリアの3個目、4個目が強制的に上書きされる。

大当り中に保留エリアを書き換えるには、V入賞カウンターを最大の5に到達させる必要があるて事ですね。


打っていて、その流れを確認出来まして。

液晶画面上にある、黄緑色の6つの丸い「飾りランプ」で確認出来ます。

連続で5個入った時点で、ランプが激しく点滅します。

この派手な点滅が「上書き成功」のサインですね。


更にこの台には、

「上書きカウンター」てのもありまして。

上書きカウンターは「0~15」の16通り。

保留3個目と4個目をワンセットで16通りに上書きします。

カウンター値が「2」だった場合、

保留4に大当りが入ります。

カウンター値が「10」だった場合、

保留3に大当りが入ります。

カウンター値が「11」だった場合、

保留3と保留4共に大当りが入ります。

カウンターがその他の値を取った場合、連チャンは起こりません。

こうなってますんで、上書き時は、

1/16で保留3でのダブル。

1/16で保留4でのダブル。

1/16で保留3と保留4でのトリプル。保留連確率は、3/16(18.75%)となりますね。

上書きのタイミングは、V入賞カウンターが「5」に到達する毎に、逐一行われますので。

1ラウンド目に大当り乱数が上書きされても。

次のラウンドでハズレ乱数がさらに上書きされてしまう事もあります。

連チャンするかどうかは、大当り中、最後に上書きされた乱数値によって決まるって事ですね。

ただし、上書きされるのは、保留3と保留4のみですので。

既に保留1エリアに移動した大当り乱数が、大当り中に上書きされて消える事はありませんから。

一旦トリプルが確定すれば、上書きによって消滅する事はありません。

どう言う事かと言いますと。

保留3と保留4のトリプルが確定してると言う事は。

初当たり後に、まず保留3で当たり。

その次の当たりは保留1で当たる事になるから、ですね。


更に更にこの台、上書き処理は大当りの度に行いますので。

運が良いと、えらい連チャンに発展する事があります。

私自身のこの台での最高連チャンが、初当たり込み15連チャンでしたので。

ツボにハマると凄かったですね。


はあ!長かった!

連チャンの仕組みを書くだけで、半日かかりましたわ。

こういう台作るからさ、お上の目の敵にされちゃったんだな。


この台、Vの連続入賞てのをさせるために。

メーカーの指示で、店に、アタッカーに玉が寄りやすいように、極端な釘調整をさせます。

思い出してください。

旧要件から新要件に変わるにあたって、禁止された事。

そうです、「釘曲げの禁止」ですね。

CR機に移行させたいお上は、その部分を突いて、事件は始まります。

「ダービー物語事件」ですね。


「ダービー物語事件」の詳細については。

明日、一番分かりやすかった方の文章を、全文載せます。


リーチに関して。

特別なアクションはないのですが。

たまに高速回転中からイキナリ止まって当たる、びっくり当たりというか、即止まり当たりがありました。

あと、出目に偏りがあって。

それによって、かかったリーチの絵柄で期待度が変わるつうゲーム性がありました。

CR黄門ちゃまにも受け継がれたゲーム性ですね。


私、正直、この台で爆連もしてますし。

かなりの回数も打ってるんですけど。

あまり思い入れのない台でして。

ただ、この台の事件によって、楽しかったこの時代のパチンコが、全て消えていったと。

そういう思い出の台ですね。


この時代を経験した方々はみな知っている事なんですが。

若い方々にも、「ダービー物語事件」てのがあったって事を知っていただきたいのです。

いかにパチンコの世界は警察に牛耳られているのか。

更には、メーカーの黒い姿勢、がよく分かるはずです。

グレーゾーンの遊び、だから勝てるのは間違いないのですが。

公営ギャンブルになれば、最初から25%の人は負けが確定してますからね。

換金問題にしてもね。

どちらが良いのか、悪いのか。

長年、パチンコパチスロを打って来てる私も。

はっきり言って、分かりません。


今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

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