ゴルゴおじさんの独り言

50歳の方が昔を懐かしむためのブログ

超有名攻略集団に攻略された台

こんばんは。

ゴルゴ103でございます。

今日は春一番を。


西陣の新要件機のデジパチになります。1993年に登場。

モード式連チャン機ですね。

花札がモチーフの台です。


この台も当時、パチンコを打っていた人ならば、誰でも知っている有名な台ですよね。

有名ではありましたが、意外に打った方って少ないのでは?と思います。

私は結構な回数を打ってます。

まあ、なんて言ってもこの台の名前を聞いたら、すぐに思い出すのは、攻略集団「梁山泊」ですよね。

この「梁山泊」関西方面の攻略集団だったと記憶してますが。

私、東京のある店で出くわしてます。

時期や場所の特定は避けますけど。

多分、春一番が外される直前に、抜きに出てた時、だったんじゃないでしょうかね。

凄い光景を見ましたよ。

ドル箱の山々を。

この「梁山泊」私には関係のない人達なんで。

興味のある方はGoogle先生にお聞きください。

ただ、私。この「梁山泊」にいたという方で、1人だけ知り合いがおりまして。

特に仲が良いわけでもなく、連絡先を交換しているわけでもないので。

特定は避けますけれども。

以前いた会社に、入社して来たんです、その方。平成13年頃ですかね。

私は当時31歳、その方、入社してきた時で42歳でした。

よく自慢話しを聞きましたよね。

ただ私自身が「世界全滅セット」をやった事を、ひた隠しにしてたタイプの方なので。

私には、その話しを他人に、自慢して聞かせるその気持ちが、理解出来ませんでした。

攻略法も終わったし、そういう生活に疲れたから辞めた、とおっしゃってました。

「梁山泊」自体は凄いと思います。

台を研究し、特性を見抜いて、「止め打ち」を駆使して、連チャンに持ち込むわけですから。

これ自体は、違法でもなんでもありません。

バグを突いたゴト、でもありませんし。正当な攻略法ですよね。


スペックの紹介。

大当たり確率約1/235。

出玉約2300個。

賞球7and15。

16ラウンド10カウント。

モード式による数珠繋ぎ連チャン機です。


連チャンの仕組み。

この台には4つのモードがあります。

その内、1つのモードは大当り確率1/6の天国モード。

他の3つは大当り確率1/235の普通モード。

この台、モード式機種にありがちな地獄モードがありません。

大当りの毎に、それぞれ1/4の割合でどこかのモードに移行します。

ですから、初当り確率は約1/235、その1/4(25%)で連チャンする仕様になります。


その他の特徴。

花札絵柄の液晶デジタルになります。

正直、この当時としても、かなりチープな液晶画面でしたね。

この台も当時の台としては珍しく、

ノーマルリーチの他に、スーパーリーチがありました。

デジタルが左、右と停止し、リーチがかかった後、中デジタルに手が出現し、札をめくります。

かなり信頼度の高いリーチでした。

私、ハズれた記憶がありません。


攻略された部分の説明。

この時代の西陣の台には、連チャンが台の何かしらの役物と連動して行われるって言う、特徴がありまして。

この台も、その例に漏れずそうでした。

液晶画面の上に「春一番」と書かれたランプがあります。

中には2種類の電球が入っていて、その点滅具合によって強く光る、弱く光る、消灯を区別できます。

この部分が、その時滞在しているモードによって、点滅パターンが違ったのですね。

デジタル停止時

モード0(通常) 強→弱

モード1(通常) 強→弱→消

モード2(通常) 強→弱

モード3(天国) 強→弱→消


デジタル回転中

モード0(通常) 強→弱

モード1(通常) 強→弱

モード2(通常) 弱→強→消

モード3(天国) 強→弱→消


それで、ここ凄く重要なんですが。

大当り時に、次回どのモードに移行するかの抽選は、「大当り終了のタイミング」で行われます。

そのタイミングをアナログ的に言葉で説明すると。

ランプが1、2、と長く点滅してから3、4と早く点滅します。

4のタイミングの時に16ラウンド目が終了すれば天国モードに入ります。

大当たりしたら1ラウンド目からタイミングを探していきます。

タイミングが合った所から、その後は、全てのラウンドをフルオープンにしてゲーム時間を一定にします。

アタッカーに玉を9個しか入れないって事ですね。

お分りになりますよね?


「梁山泊」はこのランプからモードを見抜き、止め打ちを駆使してベストのタイミングで、アタッカーに玉を入れて閉めさせていた、という事です。

最終ラウンドが終了して、内部的に、モード抽選が行われるまでの時間は常に一定、ですから。

最終ラウンドのアタッカーをどのタイミングで閉めさせるか、コントロールしてたって事ですね。


ここで、私の所見を書いていいですかね?

私ね、これを当時も知っていましたし。今でも、わかるんですがね。

当時、実際にこの台のランプが切られてない台も打ってますし。

その当時から、ずっと思っていた事で。

今、いい頃合いなんで、告白しますけど。

苦情は受け付けませんよ(笑)


多分、「梁山泊」てね、捏造だったんじゃないかな、と。

テレビが作った、ドキュメンタリー的なやらせ、だったんじゃないのかな。

フィクションだったんじゃないか、て事ですね。

「梁山泊」て言う攻略集団はきっと本当にいたんだと思います。

でもね、「体感機」を使った攻略集団だったんじゃないのかな。

卓越した、止め打ち技術、はきっと本当に持っていたと思いますけれどね。

これ、実際にこの台を打った事がある人間で、ある程度パチンコ台が分かってる人間なら。

きっと、同じ事を思うと思います。

止め打ち技術だけで、アナログにやっても、成功する事はあるでしょう。

でも、百発百中出来るのか?

私は無理だと思います。

私が実際に見た光景はなんだったのか?

「体感機」攻略だと思ってます。

ですからね、私の前に現れた

「梁山泊」にいたと言う方。

はっきり言いますね。

私は「嘘」をついてると思ってます。

私自身が「世界全滅セット」を経験してて。

この方の言う「お話」聞いて、実際に「春一番」を何度も打っている経験から、得た結論ですね。


この台、よくよく考えますと、激甘なんですよね。

地獄モードがありませんし。

25%で連チャンするし。

天国モードの大当たり確率は1/6ですからね。当たりが早い。

回るかどうかは、釘次第になりますけれど。

私は攻略法をやった事はありません。

ですが、普通にヒラで打ってました。

打ち方や大当たりの消化時間に対して、店の監視が異常に厳しかったですけれども。

良い連チャンなんかすると、すぐに後ろに張り付かれましたけれどね。

こう言う経緯の台なので、撤去した店も多かったんですが。

私は、残した店でかなりの回数を打ちました。

でも、そこは苦手なモード式。

他のモード式の台よりは勝つ事がありましたけれども。

勝率はかなり悪かったですね。

店員の監視が益々厳しくなる上に、

最後は「レディース専用台」にされて打てなくなりました。


色々な意味で、思い出に残る台ですね。


今日はこの辺りで。

ありがとうございました。

ではまた、次回。

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