まさにひこーき台、赤い獅子との格闘
こんばんは。
ゴルゴ103でございます。
今日は、レッドライオンのお話を。
昔々、羽根モノのことを「ひこーき台」とも言いましてね。今思うに、こいつのことを指して言ってたのかな。
開発はソフィア、販売は西陣の、旧要件時代の羽根モノになります。
8ラウンド10カウント賞球13個。
もうソフィア→西陣→嫌な予感→しかしませんけど。の黄金ルートです。
初年度が1985年になってますから。
私15歳。もしかしたら私が打ってたのは、2代目の「レッドライオンV2」かもしれません。
初代レッドライオン、20万台も設置されたんですって。凄かったんだなあ、この台。
若草智恵さんて方がイメージキャラクターをしてたらしいのですが。私、わかりません。
まずこの台、役物にプロペラの付いたヘリコプターが鎮座しております。
はっ?ひこーきじゃないじゃん!
今気づいた。
V入賞の黄金ルートは、というか入賞するには。羽根が開いて、羽根に乗った玉が、羽根が閉じるときに跳ねて、直接にV入賞するしかありません。
ビッグシューターみたいに、貯留機能がありませんから。あゝ!貯留機能を初めて付けたのは、ビッグシューターです。
この、直接にV入賞するしかない、てのがキモでしてね。要は、タイミングなわけです。ですからね、もう時効ですよ、時効。デカい身体と長い足を利用して。台をひざで蹴り上げるんです。
羽根が開いて玉が乗った瞬間に。
すると、あら不思議。良い放物線を描き、Vに吸い込まれて行くと。
手で叩くのはダメです。バレバレですぐに怒られますから。スマートじゃありません。見つからないように、下から蹴り上げるんです。どうだ!これ!
時効ですからね、時効。
私がこの台をやってた頃は、もう羽根のバネがイカれてきてましてね。
羽根に力が無いんですよ。Vに向かってくれないんです。
このイカれたバネとの格闘が、今回のタイトルです。
V入賞したときの「ガォー!」て音、パンクしそうなときの煽りの音。
この台も楽しい台でした。
こんなことを、10代のときにやってたんですよ?マトモな大人になりませんて。
今日もありがとうございました。
ではまた、次回。