パチスロ3号機について思うこと
こんばんは。
ゴルゴ103でございます。
今日はパチスロ3号機についての総括を。
昔読んだ、パチスロ必勝ガイドに。
この時代を評して、こう書かれていました。
「表なければ裏は裏でなし?」
この一言に全てが集約されている、と断言してもいいのかな、と思います。
私は、決して裏モノを肯定するわけじゃありませんけれども。
表がないのならば、裏を受け入れて打つしかない、てことですね。
2号機って、本当に楽しかったですよ。
筐体自体の完成度、制御の未熟さ、
配列の盲点など、台自体のバクなどから、攻略法が出たり、攻略されたり。
そういうことも多かったですけれど。
実際に私も「世界全滅セット」をやってますし、「クレジット99」もやってます。
それでも2号機って、基本的にはノーマルであり、裏モノって少なかったんですよね。
これだけ長いことパチスロを打っているコアな私が。
未だに「スーパーバニーガール」を超えるスロットに出会えていないし。
「スーパーセブン」や「アラジン」、
「センチュリー21」を打ってれば、今でもきっと、満足出来るんでしょうからね。
本当に2号機は秀逸でした。
3号機ってほぼ、2号機のマイナーチェンジ版ですからね。
シングルボーナスの集中役のパンク確率の引き上げや、小役の集中の廃止などを受けて、ゲーム性を下げられて出てきたわけです。
私たちはその後の4号機、5号機の流れを、全て見てきた人間ですから。
もっと酷い状況のときを、ノーマルで裏モノよりすごいものを知ってますのでね。
今考えても、2号機の何が悪いのか、変更する必要があったのか。
未だに理解出来ませんけれど。
3号機の初登場が、1990年6月に登場した、高砂電器産業のドリームセブン。
3号機の最後の台の登場が、1992年11月に登場した、エーアイのグレートハンター。
基板の改修、再封印が行われたのが、
1992年の4月から8月にかけて。
一応具体的な内容を載せます。
《(裏プログラムを)RAMに書き込みが可能な機種は、そのプロテクト回路と新品のCPU搭載のサブボードを、旧CPUを取り除いた部分に取り付ける。発売から3年以上が経過した検定切れの機種、および諸々の事情で検定取り消し処分になった機種、前述した改修が実行不可能な機種については点検作業を行う》
これを、日本全国全てのパチスロ機に対して、1台1台やったんですね。
かかった費用は総額で十数億円。
4号機の初登場が、1992年12月に登場した、ECJのチェリーバー。
こんな流れになってますので。
3号機の期間も、2号機と同じく、約2年半くらいしかなかったんですね。
パチンコの方で言えば、旧要件から新要件に変わったときと重なります。
更に、世の中を見れば、バブル絶頂期と重なります。
パチンコは連チャン機全盛時代。
世の中には金が唸っている。
パチスロメーカーは焦ったんでしょうね。
それに、ホール側も。
パチンコは厳密には違法とはいえ、普通に連チャンするわけです。
スロットは稼働すらおぼつかない。
存続の危機すらある。
それが、裏モノ化や、メーカーの仕込みに繋がっていったのかなと。
パチスロメーカーの体質も、決して、
褒められたもんじゃないですよね。
例えば、アークテクニコ。
アニマル時代から、どう考えても、確信犯だし。
更には、ユニバ系会社。
私、ユニバの台は大好きですけど。
この会社の隠した仕込み。
なんとも言いようがありません。
ブログがパチスロ3号機に入って。
記事を作っていても。
本当に最初、テンション上がらないんですよ。
非常に淡々としている。
正直「俺?3号機嫌いなのか?」と思いました。
オリンピアのバニーのこともありますし。
それが変わるのは「ムサシ II 」の記事くらいからですね。
ノーマルでしっかり打って楽しかった台を、思い出してから。
ノーマルがクソ面白くない、そして裏、てな流ればかりでしたから。
メーカーの努力も足らなかったと思いますね。
安易な方向に行ったとしか考えられない。
後は、オリンピアみたいに、無理と言い切って、作らないか。
それで、3号機編を書き終えて。
やっぱり、楽しい台はあったんだあ、
と思いなおしました。
それはみな、ノーマルで楽しかった。
ムサシ II 、アラジン II 、ドリームセブンJr、コンチネンタル、コンチネンタルIIIなど。
唯一、ドリームセブンJrだけは、裏モノでも楽しかったんですが。
あくまで、私はね。
時代に翻弄された3号機たち。
狂乱の時代の台たち。
間違いなく、楽しい台はありました。
ノーマルのコンチネンタルの設定6で、デカい赤7が、上から降ってくるようなスベりを、丸一日、堪能してみたいなあ。
次からまた、パチンコ編に入ります。
紹介する台数は、そんなに多くありません。
今日はこの辺りで。
ありがとうございました。
ではまた、次回。