小役目押しするだけで新車が買えた台
こんばんは。
ゴルゴ103でございます。
今日はペガサス412を。
今は無きパル工業の3-2号機になります。
1992年の7月に登場。
Aタイプ。
パル工業さんは、この3号機時代はやらかしてません。
まあ、このお会社の台も裏返ることが多かったですけれども。
パル工業さんの不運は。
私が考えるに。
最初に出した1号機初代「ペガサス」と2代目「ニューペガサス」が、あまりに売れてしまったこと。
更に、「ペガサス」の名が、あまりに有名になってしまったこと。
この2つなんじゃないのかな。
「ペガサス」が偉大になり過ぎた、てことですね。
パル工業は「ペガサス」の名の付くスロットを、4号機初期まで作り続けます。
しかし、どの台も、1号機の2台を超えることが無かった。
そのあと「ペガサス」の名をやめて、何台かリリースするんですが。
はっきり言って、そっちのが良い出来でした。
しかし、セールス的にパッとしません。
裏モノもこの頃になると、極地的な裏モノが多くて。
全国的に広がるようなものは、無くなってたんですよね。
それで、とうとうパル工業は「禁断の手段」に出てしまいます。
そうです。
「メーカー自らが関与」して、裏モノを作ってしまいます。
それが1995年の3月にリリースした
「ビガー」ですね。
チェリー連の抜群に楽しい裏モノでした。
「キングガルフ」が全国的に広まった最後の裏モノとしたら。
その前の、全国的に広まった裏モノがこの「ビガー」になりますかね。
それ以降も何台かリリースします。
パワーゴリラ(1995年5月)
パワーボム(1995年5月)
キングアロー(1995年6月)
V10(1995年7月)
しかし、この頃になりますと、お上は容赦しません。
「ビガー」は検定取消、パル工業は3年間の販売禁止の処分を受けます。
パル工業はV10をリリースしたあと、新たに台をリリースすることなく。
1996年に会社自体を解散するのでした。
ごめんよ〜!パル工業!
ペガサスが嫌いで!
嫌いって言うかさ!
怖いのよ!ペガサスが!
だって私!17歳で1人でさ!
ニューペガサスに突っ込んで行ったのよ!
あの島にいた人たち!
みんな怖いんだもの!
(笑笑)
はい。
長くなりました。
ボーナス確率を見てみましょうか。
☆ボーナス確率
設定・BIG・REG
1・1/312・1/284
2・1/297・1/218
3・1/264・1/204
4・1/260・1/188
5・1/254・1/185
6・1/252・1/182
BIG約360枚、REG約90枚。
ノーマルですと。
REG多めの台になるんですかね。
機械割が分からないんで、何とも言いがたいのですが。
数値だけみますとね。
3以上は勝負出来そうな気がするんですけど。
3から6まで、あまり差がないですよね。
☆その他の特徴
筐体の色は、赤、白、青の3色になりますかね。
青色がメインの筐体は私、あまり好きじゃないです。
正直、気持ち悪い。
それから何故かペガサスは、窓枠が丸いです。
BIGとREGと小役絵柄は、すごくバランス良い形で、シンプルで良いですね。
通常時の音も、BIG中の音も、あの当時にありがちな機械的な音で。
特別なことはないです。
それでこの台の最大の特徴は。
全てのリールで、取りこぼしの発生する小役があることです。
そして、その小役を全て取ることが出来た時。
設定1の機械割が105%になるんですね。
小役を狙うだけで勝てる台だったのです。
☆小役抜き攻略法
ノーマル1000円あたりのゲーム数で比較すると、適当打ちの場合は約26ゲーム。
小役狙いをきっちりした場合は、平均で約38ゲームも回せました。
一日のプレイ数で見るとその差は歴然で、たとえ設定1でも余裕でプラスに持って行けたんですね。
小役抜きの手順は、順押し、中押し、挟み打ちなど、複数の手順がありますが。
私は、挟み打ちが好きでしたね。
具体的には、もう昔の台なので、長くなるので、やめておきます。
この後、裏モノのお話に入るんですけど。
この台、打つ方の目押しレベルが低くて。
みな、連チャンを目的に打ってますからね。
この当時、きっちり目押しして小役狙う人は少なかったですし。
プロには、かなり美味しい状況が続いたらしいですよ。
中には、学費をこれで全て稼いだ方や、新車を購入した方もいたとか。
すごく、私向きの台だったんですが。
この台がまた、近くには全くなくて。
ペガサスは怖い、て感情もあって。
数回しか打ってないんですよ。
いや〜本当に、今考えても、残念でなりません。
この小役抜きは、裏モノでは、効くモノと効かないモノがありました。
やはり「ペガサス412」裏モノってことで。
裏モノの紹介に入りますかね。
有名なバージョンが3つありました。
☆裏モノの紹介
⚪︎上乗せバージョン
初当たりを削って、一定の条件で連チャン率を上げてるバージョン。
平均で3~4連チャン。
BRの比率が、1.5・1くらい。
全国的にもこの程度の、連チャン自体は緩いモノが多かった。
小役抜きが出来たのも、この上乗せバージョンとノーマルだけでした。
⚪︎吸い込みバージョン
ニューペガサスと同様の判定方式を利用したモノがこのバージョン。
内部的に決定された特定の純吸い込み枚数に達した時に、ボーナスが放出されます。
純吸い込み枚数なので、小役を取ってしまうと、遠のくばかりになりますから。
このバージョンには、小役抜きは無駄になりますね。
⚪︎ダイナマイトバージョン
すごい連チャンする「ペガサス412」最強の裏モノ。
BIGしか揃わない状態(天国)と、小役とREGしか揃わない状態(地獄)に別れていて、地獄から天国への移行はREG。
REGには種アリと種なしがあって、種アリREG後の1G目に7が揃えば天国確定。
ちなみに、このバージョンの初期のモノでは、天国からの転落抽選を「小役払出時」におこなっていたらしく。
その為、天国で小役ハズしをすれば、連チャンが終了しなかったらしいです。
ガイド誌の91時間バトルで、20連チャン以上して、当時としては極々稀な万枚も達成しておりましたよね。
私は上乗せバージョンしか打ってませんね。
3、4回かな。
小役抜きが効きましたからね。
ノーマルも打ってないハズです。
これ、早くから知ってて、近くに設置があればなあ。
スカイラインGTR買ったな。
(大爆笑)
今日はこの辺りで。
ありがとうございました。
ではまた、次回。